ちぶのひとたち お店たち
Humanhistory&Storestory
知夫で暮らす人たちをご紹介します。
取材を通して知夫に住む人の歴史と仕事や店の物語をお届けします。
VOL.1 SURUDAWAI 余島睦美さん
ほれたんもんまけ多少困難なことがあってもすきだからしょーがない。
Iターン移住から2年、地域おこし協力隊を卒業して起業しました。
2019.8 NEW OPEN
SURUDAWAI(するだわい)
シルクスクリーン工房・・・
自分の好きなデザインを版におこしてTシャツやバッグなどにその場で印刷。あっという間にオリジナルグッズが作れるおもしろ工房。自作のロゴやイラストを使うこともできます。
その他ハンドメイド雑貨やアクセサリーの販売もおこなっています。
Made in 知夫のハンドメイド雑貨も品揃え多数有り。
営業日 金・土・日 (10:00-18:00)
住所 知夫村来居1686番地
来居港から内航船いそかぜ乗り場を通り徒歩3分
https://www.facebook.com/surudawai/
https://www.instagram.com/surudawai/
Vol.6 西谷 信幸(にしたに のぶゆき)さん
俺は観光産業だと思う。人が出入りしないと栄えない。
「観光」というと、以前は旅行会社や鉄道会社の広告発信で流行を作り出していたのが、近頃はSNSを使って個人が発信した写真や動画で、無名の町や小さな離島があっという間に観光地になる、なんていうことも珍しくありません。
さて、この「観光」について、これまでも知夫里島の人たちは互いの想いをぶつけながら様々な挑戦をしてきました。しかし年々人口が減少し、暮らしに関わる産業が数多く失われた島は観光だけでなく生活のゆく末までも、この島に住む誰もが頭の隅で考え続けています。
今回ご紹介するのは西谷商店三代目店主、西谷信幸さんです。
長年、観光産業や文化芸能に関り島を盛り上げて来た西谷さん。20才で家業の西谷商店を継ぎ、50年以上この島の繁栄と衰退を見てきた一人です。西谷商店とご自身の歴史、知夫里島に今も情熱を注ぎ続けているその想いを伺いました。
Vol.6 小西 梅子(こにし うめこ)さん
牛を飼っている人間いうもんがね、人の心が結んじょりよったわ。
「人口よりも牛の数が多いのでは」と思ってしまうくらい、畜産業の盛んな知夫里島ですが、現在のように肉用牛の繁殖専門農家による多頭飼育が盛んになったのは、昭和45年以降。
それ以前、牛は、主に農耕・運搬を担う役牛(えきぎゅう)として、各家庭で僅かな頭数が飼育されていました。
小さな離島で平地の少ない知夫里島は、農作業の機械化も遅く、昭和50年代初めまで農耕には牛が欠かせない存在でした。
「一家に一頭、牛がいる生活」が、近年まで続いていたのです。
今回ご紹介するのは、小西商店の名物おばあちゃん・小西梅子さん。
昭和8年(1933年)生まれの御年88歳、小さな体からみなぎるパワーと笑顔が素敵な梅子さんですが、実は、つい最近まで凄腕の畜産農家でもありました。
幼いころから牛を飼い、移り変わる時代の中を牛とともに歩んだ、梅子さんの人生をお伺いしました。